KU/KAN 賞
■KU/KAN賞とは
KU/KAN賞とは、空間領域の社団法人4団体の働きかけによって2005年に発足した「空間デザイン機構」によって、2007年に制定された。
環境を構成するさまざまな要素を空間領域のコミュニケーション媒体として融合し、人々に感動を与え、都市文化を担う新しい空間として創出したものに与えられる賞である。
KU/KAN賞とは、その空間が,
● 人々にとって新たな感動・体験を呼び起こすものであること
● 空間構成の諸要素が融合されていること
● 空間デザインの新しい解釈が見られること
● 空間デザインの新しい創造性が見られること
● 空間デザインの新しい手法が見られること
● 今後の空間デザインの方向を示唆すると思われること
とし、単発または単年度の評価ではなく、継続性を基本とした評価となります。
審査は従来の組織とは異なる新たな審査委員会が審査し、受賞作品には副賞を授与し、『年鑑日本の空間デザイン』に掲載されます。
KU/KAN賞2007
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杉本貴志
「杉本貴志の空間デザインの『しるし』」
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株式会社資生堂
「デザイン文化の体現者として」
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東神開発
「地域社会と共生する空間デザイン
KU/KAN賞2008
廣村正彰 「『空間構造を解き明かし可視化するデザイン』の業績」
KU/KAN賞2009
グエナエル・ニコラ 「『Design in Action/体験を介したコミュニケーション」
山本寛斎 「文化の垣根を超えたイベント空間の特質性」
KU/KAN賞2010
旭川市旭山動物園 「行動展示」
KU/KAN賞2011
赤池学 「赤池学のコンテンツデザイン『循環へ』」」
KU/KAN賞2012
川久保 玲 「コム デ ギャルソンの空間デザイン」